Lo-Fi USED CLOTHING

様々な古着屋が軒を連ね、アメ村に次ぐ古着の街として隆盛を極めた東心斎橋。

現在も『RAIN』や『JAMURU』、『SEARCH LIGHT』といった古着好きには馴染みの名店が残るものの、

雑居ビルに点在していた怪しげなムードの古着屋は年を追うごとに雲散霧消。

そんな東心斎橋で古着キャリアが始まった内田隼一氏。「自分の原点であるこの街で、古着の良さや面白さを伝えていきたい」という思いを胸に

『Lo-Fi used clothing』はスタートした。場所は『RAIN』が入居するビルの2F。

チャンピオンのリバースウィーブや、アメリカ軍のパンツなど、いわゆるアメカジのヴィンテージをベースにしながらも、

デザイン性が高く、音楽・アートカルチャーが色濃いアイテム、上質な生地を使用したイタリアメイドのジャケットなど、大人の古着フリークに刺さるセレクトも。古着のほかには、タイで買い付けたカレン族のアクセサリーや、アジアメイドの籠、オブジェなど多国籍なグッズも展開するなど、魅惑のラインナップだ。

近年、爆発的に増えた古着屋の数々。

ひとくちに古着といっても様々で、最近では以前にも増して店主の趣味趣向が色濃く反映されるお店が魅力的に映る。

『Lo-Fi used clothing』には、内田氏のそれを感じられるに違いない。

古着人生の原点となった古着屋は、すぐ真裏のビルにあった。あれから20年以上に渡り培ってきた古着の知識。そして時代とともに磨いてきたセンス。それをいま、東心斎橋の地で表現している。