5月24日(土)から6月1日(日)の9日間、大阪・中津のエディトリアルスペース『IMES』にて、写真家・名越啓介の写真展「DUNE」が開催。
本展は、2023年2月から約1か月にわたり、アルジェリアのオアシスであるジャネットをスタート地点としたサハラ砂漠にて撮影。トゥアレグ族と共に砂漠を彷徨い、生活をしながら撮影した、大判を中心とした写真群と、研究機関と一緒に制作した温度で写真が浮かび上がる特別仕様の作品を展示する。
世界の辺境地域やマイノリティーなコミュニティーに入り込み、寝食をともにすることで被写体の素顔を引き出してきた名越氏。本展は、被写体を決めず、ただただ揺られる列車からみた風景や、過ぎゆく時間のなかで、自問自答するように撮った作品「ON THE LINE」(2022)の延長だと言う。
会期がいよいよ目前に迫るなか、「DUNE」のストーリーや見どころを名越啓介氏に聞いた。