古いものと新しいものが調和し、さらに魅力が増している京都。いま関西で一番の盛り上がりをみせている街とも言える河原町周辺には、訪れたい店がたくさんある。
東京・白金台の「雨の日も晴れの日も心からくつろげるくらし」をコンセプトにした工藝ギャラリー『雨晴/AMAHARE』の新店舗として誕生した『KYO AMAHARE』もそのひとつ。
舞台は築130年を数える広大な京町家。荘厳な建築物の躯体は残しながら、歴史とモダンを美しく融合させた空間で、陶磁器やガラス、漆、和紙、木工など30以上もの作家の作品を紹介する。
また、黒谷和紙作家・ハタノワタル氏による和紙の階段を上がった“二ノ階”には、工藝の延長線にあるアート作品を展示するプロジェクトスペース”雨跡/AMART”を展開。
その、クラフトとアートの見事な交差に思わず息を飲んだ。