涙のようなフォルムをしたフープピアスがある。叩いて薄くした一枚のシルバーの線が描くだけのそれが、なんだかいびつで、惹かれて、着けたら妙にフィットした。シルバーアクセサリーは街にたくさんあるけれど、〈ストレンジサグセンス〉のシルバーアクセサリーには、他にはない、何かがある。
バンドマンであるYUYAさんが12年前、バンドを抜けたことをきっかけに作りはじめた。「メンズが合うもの、自分が着けたいと思うものをやってみただけ」。作り方はあえて調べず、学ばず、ロックに。バンドをやるような感覚で自由なスタイルを続けている。そうして作られたシルバーアクセサリーはシンプルで、でもかっこよくて、どこかピュアな輝きのようなものを感じてしまう。