カーテンから覗く朝陽、雨の日の反射、写真を撮るとき、夕暮れの西陽。光はいつだって物事をポジティブに見せてくれる。
〈小川珈琲 堺町錦店〉はそんな光の魅力に溢れている。創業70余年を数える京都を代表するロースター、小川珈琲によって“100年先も続く店”をコンセプトにオープン。珈琲文化を未来に継承、コーヒーを通して持続可能な社会に貢献していくことを目的とし、築100年を超える京町家をロケーションに選んだ。
クリエイティブディレクター•南 貴之氏とインテリアデザイナー•佐々木 一也氏が監修した店内は、
奥に長く坪庭がある京町家特有の構造などはそのままに、長年築かれた伝統を残しながら、グレーを基調とした重厚かつモダンな空間に。
開放感たっぷりな吹き抜けのエントランスを抜けると、坪庭から差し込む美しい光が。それを感じながら味わう珈琲は格別のひとときだ。