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howse / BuddyOptical

顔にも気分にもフィットするアイウエア

数あるなかから、ようやく自分のお気に入りを見つけたときの喜びと興奮はなにものにも変えがたい。簡単にチョイスすることが難しいアイテムであり、所有欲を十分に満たせてくれるアイテムの代表格と言えるアイウエアは、まさにそう。〈バディオプティカル〉の直営店として2013年にオープンした〈howse / BuddyOptical〉には、きっと自分にフィットするアイウエアが待っている。Buddy=相棒を意味する通り、様々なひとの日常のワードローブの一部として機能するデザインと、眼鏡としてしっかりとした機能性を併せ持った数々のモデルがラインナップ。例えば、3サイズで展開されるシリーズ“SUNY”は、「すべての人に似合うデザインはワンサイズでは表現しきれない」という考えから生まれたものだ。

  • ツーブリッジがモードな印象を与えるモデル“his”。90年代のグランジやストリートカルチャーなど当時のムードを投影。¥30,800

  • “サイズが違えば違うデザインである”を標語にした“SUNY”は3サイズ展開。フォルムは、60年代のオーソドックスなウェリントンタイプ。 ¥36,300

  • ドイツ語の音階の名称をモデル名にした“ピアノコレクション”。音階によってデザインが異なるシリーズ。

  • 先述の“SUNY”は、豊富なカラーリングをストック。色とサイズのチョイスによって顔まわりに違った雰囲気をもたらせる。¥36,300

     

ついつい手に取ってしまう私的セレクト

アイウエアのほか、デザイナー兼オーナーである池原玄さんが好きな物、天然の鉱物や写真集をはじめとしたアートブック、クラシックなデザインが面白い日本製のガスライターといったアート&ライフグッズもセレクトされている。そのどれもが不思議と手を伸ばしたくなるものばかり。およそほかのアイウエア店にはない独自の視点をぜひご覧いただきたい。

  • 喫煙具の老舗<坪田パール>が、当時アメリカの企業より受注したデザインを復刻した逸品。クラシックなデザインに所有欲をそそるガスライター。

  • 池原さんがデザインした、オリジナルのウッドベース ¥7,700。好みの置き方ができ、インテリアの一部として機能してくれる。

  • 写真集を中心としたアートブックは新書のみを展開。「アートブックと聞くと、つい難しい印象を持ってしまいがちですが、気軽に楽しんでもらえたら」(池原さん)

  • 長い年月をかけ、出来上がった自然の造形美が魅力の鉱物。ブルガリアやスペインなどヨーロッパで生まれたものを中心に展開する。

Photo : Shimpei Hanawa

Text & Edit : Masashi Katsuma

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