日本各地の仮面が国立民族学博物館に集結。

画像 : 国立民族学博物館提供

おもな展示物は国立民族学博物館、島根県立古代出雲歴史博物館、矢田寺(奈良県大和郡山市)、鳥取東照宮(鳥取県鳥取市)、御霊神社(神奈川県鎌倉市)、徳島県石井町教育委員会や須沢自治会(長野県飯田市)をはじめ、各地の芸能や祭りの保存会などが所蔵・保管する仮面及び、それらの仮面が登場する芸能や祭りの映像など。

また、民俗芸能研究や芸能史研究において、しばしば言及されてきた上鴨川住吉神社神事舞（兵庫・加東市）や、陀々堂の鬼走り（奈良・五條市）、古戸の田楽面（愛知・東栄町）などの実物資料を展示。

さらに、奄美地方の豊年祭の面（鹿児島・瀬戸内町）、出雲神楽の神楽面（島根・出雲市）、面劇の面（徳島・石井町）、矢田寺の練供養（奈良・大和郡山市）など、各地の芸能や祭りに使用する面を一括して展示するなど、見どころたっぷり。

日本各地の伝統を宿した仮面たちが一堂に会するこの機会を、ぜひお見逃しなく。

みんぱく創設50周年記念特別展「日本の仮面――芸能と祭りの世界」

会期：2024年3月28日～6月11日
会場：国立民族学博物館（大阪府吹田市千里万博公園10-1）
電話番号：06-6876-2151
開館時間：10:00～17:00　※入館は閉館の30分前まで
休館日：水曜
料金：一般 880円 / 大学生 450円 / 高校生以下は無料