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NY在住アーティスト
Aurel Schmidtの個展が
RISE ABOVE GALLERYにて開催。

  • Update :

    Jun 24, 2025

ニューヨーク在住アーティスト・Aurel Schmidt(オーレル・シュミット)の個展が、6月27日(金)から7月6日(日)の10日間に渡り、大阪・谷町四丁目の『RISE ABOVE GALLERY』にて開催。

 

アーティスト・VERDY氏がAurelのファンという背景があり実現した本展では、街のゴミやパーティーの残骸から採取された廃棄物を用いて制作された彼女の代表作品「Trash Dolls」(トラッシュドールズ)シリーズをメインに展示される。

 

また、彼女が描いた《Girls Don’t Cry》のコラボレーションアイテムも販売されるほか、大阪展のオープニングレセプションにはAurel本人も在廊予定。

 

生で目の当たりにできる貴重なこの機会を、ぜひお見逃しなく。

PROFILE

Aurel Schmidt(オーレル・シュミット)/ アーティスト

 

描画技術の巧妙さと自伝的な率直さで知られるニューヨークのアーティストで、これまでに《Supreme》、《VIOLET》といったブランドともコラボレーションを行なってきた。彼女の緻密で高度にディテールに富んだドローイングは、日常生活の中で見過ごされる物 – タバコの吸い殻、しおれた花、個人の持ち物など – から成り立つ。これらを素材として組み合わせた作品は、私たちの脆さ、死生観、記憶、欲望を映し出す、現代のメメント・モリとして機能する。

本展では、街のゴミやパーティーの残骸から採取された廃棄物を用いて制作された代表作品「Trash Dolls」(トラッシュドールズ)を展示。2019年以降展開するこのシリーズは、高速都市生活の中で生じる精神的負荷を人型の肖像として表現し、都市の腐敗と退廃を精緻な描写で記録しつつ、風刺と祝福を同時に提示。さらに、SNS映えするフード写真や週末の街に残されたパッケージなど、現代的な素材から構成されるこれらの作品は、付喪神(つくもがみ)のように、廃棄された物が再び“蘇り”、無防備な人間に“気”を与えるかのような趣も。また東京展では、中世の悪魔を連想させる大型新作2点も登場。7つの頭を持つ“インフルエンサードッグ”はデザイナージュエリーで飾られ、そして「Hype Beast」と名付けられた8フィートのモンスターは、ラッパーのチェーンで武装し、その体はアンフィビアンやハエ、ウジ虫が絡み付くカラフルな髪とレインボー・ルイ・ヴィトンの“皮膚”で構成された“遅い資本主義の祭典”を象徴している。

VERDY presents Aurel Schmidt at RISE ABOVE GALLERY

会期:6月27日(金) – 7月6日(日)

会場:RISE ABOVE GALLERY(大阪市中央区谷町4-2-2 3F)

Open : 12:00 – 20:00

Holiday : 無休

Instagram : @rise_above_gallery

 

オープニングレセプション 6月27日(金) 18:00 – 21:00

※アーティスト本人も在廊予定 ※どなたでも入場可

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