ファッションは自由だ。年代とか、ブランドとか、追求し出したらきりがないほど深いけれど、本当はどうだっていい。かっこよければすべてOK。それがファッションなのだから。古着屋〈ピーカン〉に来れば、頭で考えるよりも先にビビビと感覚的に上がってしまう高揚感があって、とにかく楽しい。7年前のオープンからずっと、心地良い開放感に満ちていて、ここから古着を好きになった人は、きっと多いに違いない。
アメリカ、ヨーロッパ諸国で買い付けたレギュラーメインの古着はどれも、古さを感じさせない今っぽい空気感が魅力。オーナーの清水さんが前職から変わらず好きだという、ジャケットやレザーシューズなどのドレス系アイテムもひそかな見所に。