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STUDY SHOWROOM STORE

一枚でシンプルに決まる服。

トラディショナルを軸に、今っぽい解釈で着られる〈ユナイタス〉など、ブランドの代理店を営む〈スタディショールーム〉。大阪農林会館の一室にコンセプトストアを構えている。

 

木の挽物技術を持つディレクターが手がける〈S.F.C〉の服や今季から加わったレディースの〈コーメ〉、リピーターの多い〈ユニバーサルプロダクツ〉など、ストリートの香りを感じさせつつも、ベーシックなアイテム群がみどころ。シルエットも良く、難しく考えることなく一枚着るだけでシンプルに決まる。そんな服。

 

自社で扱う〈ユナイタス〉は、女性デザイナーがつくるメンズウエア。ヴィンテージのミリタリーをベースに、シルエットと色使いの美しさが魅力だ。ユニセックスで楽しめる〈イーセン〉のパンツなど、どこかニュートラルな視点なのもいい。

  • ポーラースケートのディレクターが立ち上げたブランド。スリムなフォルムが特徴になったラストリゾートエービーのスウェードLO¥13,200

シーシーのお香立て¥7,590。木の温もりと、挽物らしいなめらかな曲線が魅力。一輪挿しなどインテリアとして楽しめるアイテム

ショールームは行きつけになる。

世の中に服はたくさんある。ありすぎて楽しいけれど、時にどれを選べばいいか迷い込んでしまう。ファッションなんて、実はめんどくさい。〈スタディショールーム〉へ行けば、ブランドの息吹を感じることができる。作り手の発想やユーモアが見えると、服はずいぶん存在を増して、着たときの気分も違ってくる。たくさんの中から模索するより、フィーリングの合うブランドに出会えることが、楽しい買い物の一歩なのかもしれない。

 

「ストアに来れば、他のブランドを知るきっかけにもなります」とスタッフの近本さん。異なるけれど息の合ったブランドの隣り合わせ。このおもしろさは、お店でしか実感できない。

  • 塊根植物がモチーフ。同店5周年を記念してリリースされたボタナイズ×PACHYPATCHYのリサイクルドール。プラポット付き¥33,000

  • シーシーとドゥグダギの貴重なコラボレーション。エロティックなモチーフの樹脂プレートに一輪挿しを組み合わせたユニークな壁掛け。価格未定

  • お香でおなじみの〈アポロテーケ フレグランス〉は、キャンドル、ハンドウォッシュとアイテムバリエーション豊富に揃う

  • スタイリスト、梶雄太さんが手がけるブランド〈サンセサンセ〉。思い切りの良いカナプリントが定番。Tシャツ¥7,150

  • テンボックスのpiguさんがディレクターを務めるパンツ専業ブランド〈イーセン〉。定番のチノが今季はスウェットで。クレイジーパターン¥26,400

Text : Mio Wajima

Photo&Edit : Yuji Iwai

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