緑茶も烏龍茶も紅茶も、すべて同じ、ひとつの茶葉からできているなんて。
「お茶を広い視点で捉え、違いを生かせる場所に」と、公認評茶員の資格持つ代表の中野さんがオープンした〈セブンティープラス〉。製法と品質によって分類する「六代分類法」をベースに、お茶を7つの色グループに分けて紹介する。とはいえ、お茶は分類しずらいもの。「烏龍茶と紅茶の間?これって一体何茶?」と言いたくなる曖昧なものもたくさんある。だからお茶はおもしろい。「3000とも言われるほど種類があるのに、カテゴリで細分化されすぎたり産地や価格で決められるのはもったいない」と、お茶というもの自体に関心を持った人へ広い選択肢を示す、これから知りたい人への羅針盤となることを願う。