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Pilgrim Surf+Supply Kyoto

サーフは日常。

大切なのはバランス感。たとえ都会に生きていても…。〈ピルグリム サーフ+サプライ〉は、波を愛するクリス・ジェンティールさんが始めたブランド・ショップ。ブルックリンに本店を構え、洗練されたムードがゆらりと漂う。それに、「自然と都会のデュアルライフ」というコンセプトは、なんとも素敵な音の響きだ。

 

軸は、天然素材やオーガニック、再生繊維を中心に作ったオリジナルアイテム。いわゆるナチュラリストのそれではなく、Tシャツにショートパンツ、サンダルでも、エースホテルに馴染んでしまう。〈パタゴニア〉〈ザ・ノース・フェイス〉などの定番から〈サウスツーウエストエイト〉〈エンジニアド ガーメンツ〉の別注まで、セレクトは幅広くも絶妙なさじ加減。気持ち良く着られて、肩の力が抜けていてカッコイイ。袖を通せば、ナチュラルでいられるもの。

 

ハンドメイドで仕上げるユッタニューマンのレザーサンダル¥62,700。手打ちしたスタッズも味わいのひとつ。ユニセックス展開

真鍮を革巻きしたクレッシオーニのネックレスなど、ユニセックスに使えてスタイルのアクセントになるアクセサリーもスタンバイ

ここにしかない心地良さを感じて。

スタッフが毎日レコードに針を落としてBGMを奏でているなんて、来ないとわからないし、大きなウッドスピーカーから聞こえる柔らかなジャズの気持ち良さだって。木工作家、高山英樹さんによるスタッキングテーブルもすばらしい。それに、新しい水着が一年中入荷するのも、ここの魅力。サーフを愛するスタッフも在籍していて、日本海のポイントや、ウェットスーツと冬サーフィンの醍醐味なんかも聞けるかもしれない。「クリスはコミュニケーションが好きな温かい人」という噂どおり、ここ京都にもほんのり温かで調和のとれた空気が流れている。

 

新風館での心地よい散歩と一緒に、自然と戯れるように五感で楽しんで。

無骨なワークシャツを都会的にアレンジ。エンジニアド ガーメンツの別注シャンブレーシャツ¥29,700。ポケットワークやステッチ、白ボタンがポイント

  • ピルグリムのブランドアイコンであるペナントをあしらったキャップ¥7,480。しっかりとしたコットンダック素材がアメカジ風味

  • 海からのメッセージをかわいくプリント。パッカブルになり、持ち運びに最適なバッグ各¥3,300。程よいハリ感と柔らかさが◎

  • NYのブランド、ジービンスキーのネックレス各¥33,000。パーツは石ではなく陶器でできており、くすみのあるカラーリングが大人っぽい

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