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TOI

「好き」をバランスよく積み上げる。

好きは力だ。もしすごく魅力的な誰かがいるとしたら、最大の褒め言葉は「好き」にちがいない。SNSもクチコミも、人の好きなものには、とてつもなく惹かれてしまう。

 

〈TOI〉はおもちゃのトイ。ちょっとひねってスペルを変えた。本来前に出るタイプではなかったけど、服が好き。この気持ちをどうやって出したらいいだろう? と思っていたところ、ちょっと出してみたら楽しくなって。どうせ好きならやってやろう。老舗古着店で働いていた前川さんが、こうして自分の好きを形に変えた。

 

「気分が上がるのは、見たことない服に出会ったとき。でも、僕はミーハーなので、今っぽいものも見ちゃいます。コレ誰かが着てるやつ!って感じで…」。お店に並べるのはポップなプリントやちょっと他では見ない感じの服、時に定番、ヴィンテージ。素材や質感も、おもしろさのひとつ。

  • 20代のオーナー、前川さん。「こんな服があればいいのに」をブランドにして出した経験が、思わぬ開店へのきっかけになったという

年代関係なく、どんな着こなしにもハズシになれる帽子は「かなり好きなアイテム。基本的にずっと置いています」。¥4,400~

友達んち感覚で。

「古着に関係なく、選んでるっていうのがいいです」と言う。買い付けはアメリカ。「街の風景や人、音楽、いろんなものからインスピレーションを受けます。同じエリアには行かず、毎回違う場所にして、アメリカじゅうをまわりたい。買うのも楽しいけど、見るのも楽しい」。無邪気な感覚をそのまま持ってきているから、遊びに行くような感覚で、服を選べるのが居心地いい。至極私的、ゆえに魅力的。フレッシュな臨場感をまとった服を身につければ、どうも気分は良さそうだ。

「5年後に出す予定で眠らせておいたヴィンテージを衝動的に出すこともあります」。インスタはチェックしておいたほうが良さそうだ

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