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veje

自由で美しい古着。

ウィメンズ古着ほど、簡単に言葉で表現するのが難しものはないかもしれない。女性ならではの美的感覚やその時々の気分、サイジングなど、それぞれ表現の仕方が全く異なるから。古いとか新しいとかはどうでもよくて、それが美しいかどうかが心揺らめくポイントになる。

 

こちら『veje』は、2018年に大阪・靱本町にオープン。8ヶ月後の2019年春には、中津へ。そして2022年には現在の場所となる西宮へと移るなど、まるでジプシーのようなスタイルで独自の世界観の古着を発信する。「引越しするのが好きで、思い立ったらすぐ動いちゃうんです」と笑うオーナーのSHOKOさんは、大阪の名店『RAIN』の出身。そのイズムを受け継ぎ、アメカジ古着に加えてヨーロッパのワーク物やドレス、さらにはデザイナーズを組み合わせるなど、そのセレクトには自由な感性が宿る。

 

  • オブジェクトにかけられた、クリアビーズブレスレット¥13,200。大ぶりのビーズがジャラジャラと動き、スタイルのアクセントに

  • 葉をモチーフにしたインドネシアの民藝品。セラミックプレート ¥5500〜

変わらないセンス。

コンクリート打ちっぱなしの洗練された店内にはソファやテーブルなどが配されており、ゆっくりと古着と向き合うことができる。古着の定番〈リーバイス〉の501、シルク素材が使われた美しいカラーのシャツ、特徴的な柄のアフリカのドレスなど、丁寧にセレクトされた洋服はどれも良コンディション。そして、大きな窓から自然光が照らすそれらは、とても活き活きとした表情に映る。

 

SHOKOさんの洋服への愛。

しばらくすると一旦店を閉め移動する予定とのことだが、表現する場所がどこであれど、その美しいセンスは変わらない。

 

 

 

 

USEDのシャツをベースに右袖のみをカット。これまで約200枚が旅立っていったという、vejeワンスリーブシャツ ¥12,100

  • 鉱石はペーパーウェイトやオブジェとして。空間を美しく引き立ててくれる

  • インドネシアでパサールと呼ばれている、カラフル色使いが魅力のカゴバッグ ¥5,500

  • ウッドとゴムを組み合わせた〈tor〉のヘアアクセサリー (レッド)¥3,190、(ナチュラル)¥3,520

  • USEDの〈リーバイス〉の501は、ナチュラルに色落ちしたアメリカ製のみをセレクト ¥18,700〜

  • 足元で主張するビビッドカラーのヒールサンダル¥15,400

Photo / Yuji Iwai

Text / Masashi Katsuma

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