毎日座る椅子を選ぶように。今日を過ごす洋服を選ぶように。
普段何気なく使っている生活道具、あるいは特別な場面で使う器。それが自分にとって少し特別だったら、暮らしがもっと楽しくなる。
日本各地で作られる民衆的工藝。どこかで一度は目にしたことのありそうな親しみのある模様から、一風変わったフォルムの器。
それを暮らしに投影することで、毎日を豊かにしてくれるだろう。
店主の森 圭司さんは、あるときに出会った民藝に魅せられ、長年携わったアパレルから一転。2019年、梅田からほど近い大淀に暮らしの道具屋『moyi store』をオープンした。
並ぶのは、大分・小鹿田焼や熊本・小代焼、沖縄のやちむん。兵庫や京都など関西も含め、西日本の民藝を中心にセレクトする。
一歩足を踏み入れると、今日からの暮らしにまつわる小さな幸せを感じられることだろう。