壁一面に並ぶ、ユニークで鮮やかなバスケット。ふたつと同じ姿がなく、生きもののような愛らしさで出迎えてくれる。もともとアフリカの仮面を集めるのが趣味だったという、店主の川久保さん自ら現地へ赴き買い付けた生活雑貨を販売する〈モジャ〉。国でいうところのブルキナファソやガーナ、コートジボワール、トーゴ、モロッコ、南アフリカなどを渡り歩く。
直接アフリカで収集なんて、けっこう大変じゃないですか? そうして探してしまう魅力はズバリ、「アフリカにはネットに出てこない、見たことのないものばかり。部族がいっぱいいるのでとてもおもしろい」と川久保さん。バスケットだけでも素材も形も使う色も違う。日本人では考えつかないような発想で、見ているだけで旅気分になれて楽しい。