変化する美しさと、変わらないことの美しさ。洋服だけでなく、自然や街並み、大袈裟に言うなら“ひと”もそう。どちらが良いというわけではないが、大阪農林会館のウォールズ&ブリッジが提案する洋服はまさに前者と言える。およそ5坪ほどの決して広くはない店内には、日本を含む世界各地の伝統的な衣服を元に、現代の民族服を提案する〈ミタン〉と、ボトムスを極限まで突き詰める〈ツキ〉という、2つの職人気質なブランドがメイン。両者とも、使い込むほどにゆっくりと美しい風合いに変化してゆく。
Visit 95
Update :
Address :
tel :
Web :
Instagram :
Open :
Close :
手仕事ならではの“用の美”
変化する美しさと、変わらないことの美しさ。洋服だけでなく、自然や街並み、大袈裟に言うなら“ひと”もそう。どちらが良いというわけではないが、大阪農林会館のウォールズ&ブリッジが提案する洋服はまさに前者と言える。およそ5坪ほどの決して広くはない店内には、日本を含む世界各地の伝統的な衣服を元に、現代の民族服を提案する〈ミタン〉と、ボトムスを極限まで突き詰める〈ツキ〉という、2つの職人気質なブランドがメイン。両者とも、使い込むほどにゆっくりと美しい風合いに変化してゆく。
それぞれの人生とともに成長するもの
洋服のほか、日用品のセレクトも秀逸だ。特筆すべきはロングセラーを誇る国産のハンガーで、ウッド部分を自然にカービングさせ、フック部分を長く取ることで美しくハンギングできる別注の優れもの。ほか、インド製の水筒や、made in USAの歯磨き粉など、オーナーの森さんが実際に愛用しているものばかり。「〈ミルトン〉の水筒は、カヤックで川下りするときに愛用しています。ペットボトルのようなフォルムも気に入ってますが、使うたびに擦り傷や凹みがついたり、ロゴが薄くなったり。でもそれが無骨でいいんですよね」と太鼓判を押すプロダクト。
経年変化とともに増してゆく愛着。洋服にも日用品にも自分のストーリーを添えて。
Photo : Shimpei Hanawa
Text & Edit : Masashi Katsuma
Feb 10, 2025
Things
ビールもコーヒーもフードも。
FRESH DRINK SERVICEが
大阪に誕生。
Feb 6, 2025
Visit
KITO FOREST MARKET SHIMOICHI
Jan 30, 2025
Feature
スケボーに乗る“だるま”たちの行進。
寿印が開いた、伝統の新世界。
Jan 14, 2025
Things
張子アーティスト〈寿印〉の個展
『DARUMA EXPO2025 “DOPE”』が
i GALLERY OSAKAにて開催。
Jan 3, 2025
Things
画家・阿野義知の個展が
北浜のNEW PURE + で開催。
Dec 5, 2024
Things
KOTA TOYODAのエキシビション
『Epoch Garden ...』が
大阪・箕面で開催。
Nov 15, 2024
Things
ジャーナル スタンダード京都の
『THE STAND』にて、
ギフトにフォーカスした
“INSTANT(D)#3”が始動。
Nov 12, 2024
Things
アーティスト・坂口恭平氏の
神戸では初めてとなる
展覧会が開催中。
Privacy Policy Privacy Policy
© CC:OLORS
Photo by Taku Tsutsui