古いも新しいも。それに価値があるかどうかは、自分が決めること。年代や性別に左右されず、着たいものを。
そんなメッセージを発信する古着屋〈ユールックグッド〉は、紅葉の名所として知られる大徳寺の目と鼻の先の、ほどよくのんびりととした空気が流れる場所にある。
「街中から離れたこの場所にお店を作ったのは、元々住んでいた地域ということもありますが、あまり目立ちたくないから(笑)。近くの飲み屋さんや喫茶店もすごくマイペースで商売されていて、その空気感が心地よくて。売れる、売れないとかはあまり考えず、わざわざ足を運んでいただいいても、ちゃんと楽しんでもらえるようなセレクトを大事にしています」。
元々、米蔵であった古い物件の良いディテールは残しながら、白をミックスした内装にリノベーション。
天気が良い日は天窓から美しい光が店内を照らす。