変化する美しさと、変わらないことの美しさ。洋服だけでなく、自然や街並み、大袈裟に言うなら“ひと”もそう。どちらが良いというわけではないが、大阪農林会館のウォールズ&ブリッジが提案する洋服はまさに前者と言える。およそ5坪ほどの決して広くはない店内には、日本を含む世界各地の伝統的な衣服を元に、現代の民族服を提案する〈ミタン〉と、ボトムスを極限まで突き詰める〈ツキ〉という、2つの職人気質なブランドがメイン。両者とも、使い込むほどにゆっくりと美しい風合いに変化してゆく。
Visit 99
Update :
Address :
tel :
Web :
Instagram :
Open :
Close :
手仕事ならではの“用の美”
変化する美しさと、変わらないことの美しさ。洋服だけでなく、自然や街並み、大袈裟に言うなら“ひと”もそう。どちらが良いというわけではないが、大阪農林会館のウォールズ&ブリッジが提案する洋服はまさに前者と言える。およそ5坪ほどの決して広くはない店内には、日本を含む世界各地の伝統的な衣服を元に、現代の民族服を提案する〈ミタン〉と、ボトムスを極限まで突き詰める〈ツキ〉という、2つの職人気質なブランドがメイン。両者とも、使い込むほどにゆっくりと美しい風合いに変化してゆく。
それぞれの人生とともに成長するもの
洋服のほか、日用品のセレクトも秀逸だ。特筆すべきはロングセラーを誇る国産のハンガーで、ウッド部分を自然にカービングさせ、フック部分を長く取ることで美しくハンギングできる別注の優れもの。ほか、インド製の水筒や、made in USAの歯磨き粉など、オーナーの森さんが実際に愛用しているものばかり。「〈ミルトン〉の水筒は、カヤックで川下りするときに愛用しています。ペットボトルのようなフォルムも気に入ってますが、使うたびに擦り傷や凹みがついたり、ロゴが薄くなったり。でもそれが無骨でいいんですよね」と太鼓判を押すプロダクト。
経年変化とともに増してゆく愛着。洋服にも日用品にも自分のストーリーを添えて。
Photo : Shimpei Hanawa
Text & Edit : Masashi Katsuma
Nov 1, 2025
Feature
nonnativeと大阪。
大阪と藤井隆行。
Oct 20, 2025
Things
アーティスト“buggy”のエキシビション。
今回は自身のアトリエを解放し開催。
Oct 14, 2025
Things
「BAYCREW'S FESTIVAL」が今年も。
グラングリーン大阪 うめきた公園で2日間開催。
Oct 13, 2025
Things
木彫作家・北浦和也の個展が
京都のGALLERY MORNINGで開催。
Oct 9, 2025
Things
「YES GOOD MARKET 2025」が
10月11日(土)・12日(日)の2日間、
グラングリーン大阪 うめきた公園で開催。
Sep 29, 2025
Things
アーティストユニット
「STOMACHACHE.」の個展が
南船場の i GALLERY OSAKAにて開催中。
Sep 17, 2025
Things
ならまちのアートスペース『sonatine』にて
新人写真家 s u m i r e の
個展を開催。
Sep 9, 2025
Things
REGULATION Yohji Yamamotoと
topologieのカプセルコレクションがローンチ。
阪急うめだ本店でポップアップも開催。
Privacy Policy Privacy Policy
© CC:OLORS
Photo by Taku Tsutsui